令和5年、国交省がタクシー配車システム導入に補助金を予定か、その額2億円。
令和5年の国家予算編成にあたり、各省庁に、「GXとDX本腰入れよ!!」という指示がありましたので、自動車局ではいままでにやってこなった補助制度を企画しているようです(予算成立までは『予定』です)。
「バス・タクシー事業者に対してデジタル機器の導入を支援する」2億円。
だそうです。
コロナ禍により打撃を受けている旅客業界ですが、コロナを理由にデジタル投資を止めることは、デジタル田園都市国家構想基本方針からしても不都合ということなのでしょう、
(g)ポストコロナにおける持続可能な旅客運送事業の構築 ・危機的状況にあるバス・タクシー事業者が、ポストコロナにおいて公共交通機関として持続性を確保することができるよう、デジタル技術の活用による生産性の向上等を引き続き推進し、地域を支える強靱じんな旅客運送サービスを再構築するための方策を調査、検討する。 (国土交通省自動車局旅客課)
このような理由から、R5年予算に盛り込まれたようです。
なかでも、「クラウド型タクシー配車システム」といって、あえて’クラウド’をつけている配車システムであるところが特徴的です。
GPSを活用し、配車依頼の受付から配車までの業務を効率化する。
同業他社間での配車調整が可能となり実車率が向上することに加え、配車センターの集約により少人数での業務遂行が可能となり、業務の合理化・効率化を実現する。
さて、対象事業者、対象機器、はどんな定義になるでしょうか。
静岡Taasでは、まさにこのように、「共同化による効率化」「労働生産性向上によるタクシー業界の持続性」をテーマに各種事業構想をもっています。
是非、補助対象はタクシー事業者だけではなく、当団体のような活動をしている一般社団法人も加えていただきたいと思います。
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