2024年 新年ご挨拶
あけましておめでとうございます。本年も静岡TaaSをよろしくお願いします!
正月元旦早々、能登半島を中心に日本海沿岸の地域は大きな地震、津波、火災に襲われ、被災者は大変な苦難にさらされています。私事ですが私の長姉が地震が直撃した石川県輪島市河井町の住人で、今回の地震に被災し、現在は河井小学校の避難所生活を送っています。80歳を超える高齢ですが、家族に支えられ、不自由ながらなんとか日々を過ごしています。また各地から、自衛隊、警察、消防、自治体、ボランティアの方が救援、応援に駆けつけてくれ、大変有難いと感謝しています。一刻も早い、復旧、復興を願っています。
さて、静岡Taasも3年目を迎え、昨年6月まで1年をかけて新たな移動需要を創出すべく、タクシー乗り放題サービス『タク放題』の実証実験を行い、現在はその経験と教訓を生かすべく、次の地域公共交通のあり方を模索中です。また直近では、コロナ禍明けにより復活した清水港への大型クルーズ船寄港による観光需要に対応すべく、地元タクシー業界と共に、貸切タクシー手配に挑戦してきました。
いずれにせよ、外国人客を含む地域の移動需要を効率よく吸収するためには地域の全体最適マッチッングを担うプラットフォームが必要であり、タクシー業者を中心に様々な移動の供給手段を統合する場が必要であると強く感じています。とりわけ昨年来急速に話題になっているライドシェアをも活用、統合した地域公共交通計画の策定、実現がこの1年、2024年には本格的に問われると思われます。
地域の交通行政を中心に、静岡市でもこうした動きが大胆に進むことを期待し、静岡TaaSもその一翼を担うべく、チャレンジを続けます。
震災、羽田での航空機事故、あちこちでの火災など波乱の幕開けの2024年ではありますが、必ず良い年になるように祈念し、静岡Taasも努力を続けたいと思います。
一般社団法人静岡TaaS
代表理事 清野吉光
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